トータルリハビリテーション
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豆知識
日々の生活習慣や仕事などによって体、自律神経には多くのストレスがかかっている事があります。
体の不調で医療機関等を受診した際に、ストレスが原因と言われたことがある方もいらっしゃるかと思います。
また体の不調(痛みやだるさ等)が精神的なもの、レントゲンには異常がないなど原因がはっきりと分からない、分かりづらい症状もあります。
そこで今回の記事では、原因がはっきりと分からず不調が続きお悩みになられている方へ、ストレスが原因で起こりうる症状や改善のきっかけを紹介していきます。
〇ストレスが原因と考えられる症状
まずはストレスが原因となって生じやすい症状を紹介します。
あくまで可能性の1つになりますので、その他の所見や症状等を合わせてお読みください。
①肩こりや腰痛、冷えなどの筋肉由来の不調
②動悸や胃痛、便秘、下痢などの内臓由来の不調
③耳鳴り、めまい、吐き気、ふらつき、倦怠感などの感覚由来の不調
④精神的な落ち込みや気分が乗らないなどの精神由来の不調
上記の①~④の症状は、本来であれば自律神経(交感神経、副交感神経)による調整が行われています。
自律神経についてはこちらの記事
しかしこれらの症状の背景に、ストレスによる全身の筋肉の緊張や硬さ、血圧上昇や血流障害、睡眠時間や質の低下があり自律神経の働きを乱してしまうことが考えられます。
この自律神経の乱れを改善するために、睡眠は非常に重要な役割を担っています。
〇当施設での鍼灸
当施設では睡眠の質を高める、改善することにこだわっています。
睡眠の質は、体の動きや痛みとは異なり改善されているのか分かりづらい部分ですが1つの指標として睡眠後に中途覚醒するまでの時間を目安にしています。
睡眠についての記事はこちらから
睡眠は自律神経の副交感神経の働きでもあり、副交感神経は体をリラックス、緊張を下げる作用が中心です。
睡眠の質が向上することは、副交感神経の活動を高め原因が分かりづらい体の不調を改善するきっかけになります。
〇さいごに
ストレスによる体の不調は、ご自身がストレスと感じていない場合や体への負担なども含まれています。
自律神経失調症だけではなく、長引く体の不調を感じている方はお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
細川