トータルリハビリテーション
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豆知識
腰痛を人生で経験しない人は数%しかいないといわれています。
身体の不調のサインである痛み、疼痛はどのような原因で引き起こされているのでしょうか。
今回は筋肉の痛みについて話していきます。
〇筋肉にはどんな活動があるのか
筋肉の働きは通常、腕や足の前後や左右で反対になります。
ここで重要なのが、筋肉の活動様式です。
筋肉の活動にはいくつか種類があり「求心性収縮」と「遠心性収縮」があります。
求心性収縮:筋肉が縮みながら活動する
遠心性収縮:筋肉が伸びながら活動する
二の腕の筋肉で説明すると
力こぶの筋肉(上腕二頭筋)が縮む(求心性収縮)ように働くと”ボコッ”と筋肉が膨らみます。
力こぶの反対の筋肉(二の腕の裏:上腕三頭筋)は伸びる(遠心性収縮)ように筋肉が働きます。
この縮む、伸びるが相反的に働くことで、関節がスムーズに動く仕組みになっています。
〇痛みの原因は収縮の種類
先ほど説明した相反的な動きが阻害された場合に、疼痛として感じられることがあります。
※その他にも、頭の中には動きのイメージがあり、動く際にはそのイメージを再現するように脳から指令がでますが、筋肉の硬さなどによりイメージ通り動かせない場合にも疼痛を感じます。
自主リハビリやトレーニングをする際に、力を入れる=筋肉が縮んで硬くなるのですが重要な活動は遠心性収縮にあります。
遠心性収縮=伸びながら活動するこの働きが、全身の筋肉が硬くなりすぎない役割にもなっているからです。
今回は筋肉の疼痛と活動の種類についてお話しましたが、最後にもう一つ!
求心性あるいは遠心性収縮が活動時には必要なので、種類は違えど常に活動をしています。
硬いところを伸ばすということは、この遠心性収縮が起こりやすいように調整する必要があります。
〇さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました。
リハビリや自主リハビリの質を向上させるには、筋肉を理解することが重要です。
引き続き投稿していきますので、よろしくお願いいたします!
佐藤