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リハビリ/子ども発達サポート

リハビリ

一人ひとりのご希望に寄り添い、
身体と生活の「質」を高めるリハビリを提供いたします。

対象となる方

麻痺や失調、感覚障害、半盲、高次脳機能障害、失語、こわばり、肩・腰痛、術後の疼痛など、その他お体にお困りの症状がある方。まずはご相談下さい。

※失語や高次脳機能は身体機能と密接に関わっています。当施設では、それらの症状を切り離さずに、運動・身体機能の一部としてリハビリをさせていただきます。

※場合によっては、医師の指示書を取得していただく必要があります。

リハビリは脳神経科学に基づいた知識で運動、筋緊張、姿勢を軸に徒手としゅ療法を中心にして進めさせていただきます。運動、筋緊張、姿勢は常に脳でコントロールされており1つに影響が生じると、この3つは絡み合うように変化をきたすため、同時にリハビリを進め、良い⽅向に向かっていくことを促します。運動は関節一つひとつが動き、それに伴い筋肉や姿勢が変化していくため施術者が手で感じ取り変化させていくことを大切にしています。3つの軸に合わせて、感覚障害や疼痛、こわばりなどの様々な症状に対してリハビリを⾏います。

リハビリイメージ

運動

コップに手を伸ばすイメージイラスト コップに手を伸ばすイラスト コップに手が届かないイラスト コップに手が届いたイラスト

手を伸ばしている写真で説明すると①掴みたいものを見て何であるか認知します。この認知はコップなのかペットボトルなのか、見た目からの重さや材質などです。距離感などを含めどの程度、手を伸ばしたら良いのか脳で指令をプログラムします。②プログラムした指令で実際に手を伸ばします。手が動き始めた時点でものの大きさに合うように手が開きます。③指令と誤差があると、それを修正しようと脳が働きます。④修正しながら掴むまたは再度掴みにいき、イメージ通りの運動に修正していきます。このような流れで、様々な動きや行動は脳でコントロールされています。

筋緊張

筋緊張=筋⾁の張りや硬さを指しますが硬すぎても柔らかすぎても運動のコントロールに影響が生じます。脳の神経システムにより制御されており、この筋緊張が様々な動きを阻害し、時には疼痛を引き起こします。全⾝の筋⾁の緊張を調整することで、必要な⼒加減、速度で持続的な活動が⾏えるようになります。大事なのは筋緊張を軽減することではなく、運動の内容により筋緊張を高めたり下げたり自由にコントロールできることです。筋緊張のリハビリは鍼灸の施術と組み合わせると効果的です。

筋緊張のイメージ

姿勢

姿勢は運動の要素であり、運動開始前から運動中にとても重要になります。姿勢の崩れや偏りは、正確な運動を阻害し動かしづらさや痛みを⽣じさせることもあります。適さない姿勢で運動を続けることで、それを脳が記憶しさらに姿勢を悪化させてしまい悪循環となります。動きに適した姿勢を選択し安定しながらもスムーズに変化させることで運動を滑らかにすることができます。良い姿勢とは身体が真っすぐ伸びているだけではなく、いつでもどの方向にも柔軟に動ける姿勢です。真っすぐな姿勢はそのような柔軟な身体の結果です。

姿勢のイメージ

訪問・オンラインでのアフターフォローもございます。

ご家族様向けにリハビリのレクチャーも実施しています。
ご希望がありましたら、ご参加ください。

子ども発達サポート

信じているのは子どもの可能性。
大切にしているのは経験し考えることです。

対象となる方
  • 自閉じへいスペクトラム症(自閉症・アスペルガー症候群など)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、脳性まひの診断結果がでた
  • 0歳~6歳のお子様(小学校入学前)
    ※それ以上の年齢でもご相談ください。
  • 発達が遅れている、病院でリハビリまたは療育などを勧められた 

※療育手帳や、医師の診断結果がなくても可能です。まずはご相談ください。

※すでにどこかに通っていても可能です。

※当施設で発達障害等の診断は行えません。

子どもの発達で⼤事にしていることは、経験です。大人のリハビリとは異なり、 神経システムや身体が発達している途中ですので様々な刺激や運動をどのような形、タイミングで経験していくのかを大切にしています。 現代ではインターネット、SNSで検索すると様々な情報が出てきますがそれとは反対にどの⼦に当てはまるのか、うちの⼦はどうなのか複雑かつ情報過多でわからなくなっています。今必要な知識とご⾃宅での関わり⽅、疑問や不安を解消できるよう、正常発達とは何かなどリハビリ専⾨職としての視点からお伝えします。発達サポートは以下の3つを中⼼に⾏います。

子ども発達サポートイメージ

感覚

感覚といっても様々な感覚があります。いわゆる五感といわれる視覚、聴覚、 触覚、嗅覚、味覚の他にもバランスに関わる平衡へいこう感覚や温度感覚などがあります。この感覚は経験を重ねることで脳に蓄積され、それが記憶として必要な際に使われていきます。この経験と記憶を促すことで運動や言葉の質が変化し、物の捉え方も変化します。

筋緊張のイメージ

運動(発話)

運動は子ども⾃⾝がやりたいと思うことが重要です。⾃発的な活動は頭で考え、それが認知機能の発達や創造性の向上につながります。また聞く、話すに関しても同様です。運動を繰り返し行う中でも、運動や環境の変化を与えながら行うことが大切です。立てない、歩けないことを単純にもう少し力がつけばと判断せず、感覚や認知機能、脳の神経システムと合わせて運動を促していきます。結果的に動きが安定していき、発達に伴う筋力も向上していきます。

子供の運動発達のイメージ

認知

認知という言葉は様々な情報や感覚から、見ているものが何であるか、今はどういう状況なのかなどを考える機能です。子どもが行動している時に、何を考え行動しているか、勿論推測の部分もありますが1つずつ仮説を立てて考えていきます。感覚や経験を通して、お子さん自身に考えてもらうことが大切ですので気づかせる事、そして考えて意識的に行動まででき発話を促すことを中心に行います。

姿勢のイメージ

お⼦さん⾃⾝が考え、気づき、行動することを⽬標に、そのサポートをさせていただきます。
発達のサポートを中心にご⾃宅でできる運動、遊びやかかわり方、
声かけなどをアドバイスさせていただきます。
お一人ずつの対応のみになります。
またお子様が環境に慣れるまではご両親も⼀緒に参加してください。

ご家族様向けに子ども発達サポートのレクチャーも実施しています。
ご希望がありましたら、ご参加ください。

リハビリ/
子ども発達サポートの流れ

現状の把握

病気、怪我などの経過、発達の様子を問診いたします。現在の身体機能をお話しをききながらご説明します。

現状の把握のイメージ写真
具体的な目標、課題の設定

どうなりたいか、何に挑戦したいかなど具体的なリハビリ目標を考えていきます。

具体的な目標、課題の設定のイメージ写真
評価

実際に動き方を見させていただき、課題を説明します。

評価のイメージ写真
治療

症状にあった方法、内容で課題に対してリハビリ・サポートを行います。

治療のイメージ写真
再評価

リハビリ・サポートの結果、動き方や症状が変化したことを共有しながら次回からの方針を説明します。

再評価のイメージ写真

※3,4,5は2回目以降も行います。

※2に関しては定期的にお話しをしながら必要であれば変更、追加していきます。