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【子どもの発達】ハイハイが苦手な理由は⁉四つ這い

ハイハイはおよそ8か月前後でみられますが、ずり這いや四つ這いまではするけどなかなかハイハイしないという場合もあります。



今回はハイハイしない理由や苦手な原因と、どんな促しが必要かなどを紹介していきたいと思います。

YouTubeにて解説している動画も合わせてご視聴いただけるとより理解がしやすくなります。



〇ハイハイをしない理由と苦手な原因


ハイハイという事を考えるうえで大切になるのが、ハイハイは移動するための1つの方法ということです。



大人の移動は歩くが中心になりますが、そこまでの過程でずい這いやハイハイが移動の方法です。




では、お子さんにとってずり這いとハイハイではどちらを選択しようとするのでしょうか。




多くのお子さんは、楽に移動できるのがずり這い、早く移動できるのがハイハイになります。




このように楽に動けるという理由で、ずり這いをしたくなる場合も考えられます。




環境面では、平面的なのか高さがあるのかなどの要因もこの選択に影響を与えています。




遊びたいおもちゃが机やカゴに入っていれば、四つ這いやハイハイをしないと取れないのでハイハイを選択しやすくなるということです。




どの様な場面ならハイハイをしてくれるかな?という視点が大事になります。




次にハイハイが苦手な原因ですが、ハイハイの姿勢は四つ這いになります。

ハイハイ


この姿勢では特に股関節と肩周りの筋肉で体を支えることが必要になります。




この肩周りの支えは、四つ這いで顔を上げるなどの動きで発達し股関節も同様の時期に発達していきます。

この四つ這いからハイハイするためには、体幹・お腹周りの発達も必要になってきます。




ハイハイで交互に手足が動くので、四つ這いよりも安定性が必要になりそれが体幹です。




この体幹の発達は、寝返りや仰向けで手足を動かすなどの段階から徐々に進んでいきます。




ハイハイに繋げるためには、四つ這いで片手を伸ばしておもちゃを取るなどの動きから体幹の発達を促すことが大切です。




片手だけでも支えていられる!という経験が非常に大切です。




大人が初めて経験することでも、過去の記憶や似ている動きなどからある程度のことはできますが、特に0歳、1歳ではすべてが初めてのことです。



どの様に経験してもらい、何か出来た!ということを学んでいくのかが重要です。




〇さいごに


今回はハイハイについて紹介させていただきました。



ハイハイは体の発達に重要な役割を持っていますが、歩いた後でもハイハイの要素を補うことはできます。



お子さんひとり一人に、得意、苦手はあるので正常発達表だけが正解ではありません。




最後までお読みいただきありがとうございました。



佐藤