トータルリハビリテーション
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豆知識
今回は自主リハビリについてです!
当施設では自主トレーニングではなく、自主リハビリです。
ご自宅でもリハビリの延長で行ってほしい、根拠のある内容で行ってほしいと思いそう呼んでいます。
自主リハビリで大切にしていること3つ
1.症状にあった内容の選択
2.”ながら”で出来る内容も伝える
3.どこに意識を向けるか伝える
1.症状にあった内容の選択
例えば、同じ腕が硬いという症状であっても原因や、硬い部位は異なります。
誰でも知っているアキレス腱を伸ばすストレッチ。
これを伝えたとして、本当にアキレス腱を伸ばせる方はごく少数です。
理由は、一人一人の体に合わせていないからです。
自主リハビリは、姿勢や筋緊張、細かい症状、時間帯など様々な要素を考えなければいけません。
硬さをとるために脳のどこを働かせる内容なのか、姿勢はどうするか、時間帯は朝なのかなどを考えていきます。
そこまで深く考えていくと、全く同じ自主リハビリの伝え方はできなくなります。
内容は似ていても、その方にあったものに変えて必ずお伝えします。
2.”ながら”で出来る内容も伝える
リハビリも自主リハビリも一定期間の継続が大事です。
きつい、痛い、大変な自主リハビリだけでは続きません。
自主リハビリの1つは、できる限り生活の中で出来るものもお伝えしています。
立つ時に、歩き初めに、夜ベッドに横になったときになど決めていくと継続しやすくなります。
また生活の中に落とし込むことができた動作は、リハビリを終了したあとも継続して行いやすくなります。
いかに生活とリハビリと自主リハビリの距離を縮められるか、そして生活の中に反映させていくかが退院後のリハビリでは重要です。
3.どこに意識を向けるか伝える
リハビリ、自主リハビリにおいて意識することは重要な要素です。
反対に意識させない(無意識)ことも同じくらい重要です。
ボールを持った内容だとすると、ボールの重さ、硬さ、あるいは手の持ち方などどこに意識を向けた方がいいのかをお伝えします。
意識だけでも動きや脳のプログラムは変わります。
重さに意識を向けたらボールを強く持つことはしませんし、反対に硬さを意識すれば少し強めに持ちたくなります。
このように内容に合わせて、意識する箇所をお伝えすることでより効果がでる自主リハビリになります。
さいごに
退院時に教わった自主リハビリを何年も続けている方も多く、本来であれば自主リハビリも内容を変更しステップアップしていかなければいけません。
しかし、聞ける人がいない、場所がないなどの理由もあるかと思います。
自費リハビリ施設のメリットは、いつでも通えることもありますので自主リハビリで悩まれている方もぜひご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
佐藤