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【脳卒中 退院後の集中リハビリ】メリットとデメリット

当施設は自費リハビリ施設で、多くの方はご自宅から通いながらリハビリを継続されています。



しかしご自宅の周りにリハビリ施設が少ない、退院後でもリハビリの量や質を高めたいなどの理由で、ホームページやSNSを見て遠方からお越しいただく場合もあります。



今回の記事では、一定期間の集中的なリハビリのメリットとデメリットを紹介していきます。


〇集中リハビリのメリット


集中的なリハビリの最大のメリットは、高頻度にリハビリを受けることができます。



入院中の回復期(リハビリテーション病院)では、1日に最大で3時間(9単位)のリハビリが可能です。



しかし退院後にそこまでの時間を保険内だけでは実施する事はできません。




当施設は自費リハビリ施設になりますので、リハビリ時間や頻度を症状に合わせてスケジュールを組むことができます。



症状や体力に合わせて1日に2回のリハビリ(計2時間~3時間)なども可能です。




期間は3日~1週間などのスケジュールを組むことで、リハビリ頻度を集中的に高め症状の改善を図ります。



下記の動画は、2日間で計4回のリハビリによる変化です。




遠方の方であればこの集中的なリハビリを定期的な期間を空けながらご利用いただくことで、効果的なリハビリを実施することが可能になります。




リハビリは頻度を増やせる反面、体力や環境の変化などもあるので事前に症状や普段の生活内容などをお聞きしながらスケジュールを組むことが大切です。




過度なリハビリはかえって体へ負担をかけ、最大限の効果ではなくなってしまう事もあるので注意が必要です。



〇集中リハビリのデメリット


集中リハビリのデメリットとしては、期間が空いてしまう事です。




1ケ月~数か月の頻度でお越しいただくので、リハビリの期間が空いてしまいます。




当施設ではこの期間をより症状の改善に繋げられるように、経過に合わせた自主リハビリや普段リハビリを受けている外来リハビリ、訪問リハビリのセラピストと情報共有を行っています。



この空いてしまう期間のリハビリでいかに生活上の動作へ汎化できるかもポイントです。



そのためにも集中リハビリの期間で、生活上の動作のポイントや実際に練習することでご自宅へ帰られた際にさらに機能改善できる環境を整えるかが大切です。



当施設へ通われているご利用者様へも自主リハビリをお伝えしていますが、多くの方が週1回~週2回程度になるので自主リハビリは常に調整、変更しています。



当施設では、自主リハビリを一定の期間(2週間前後)で内容や刺激量を変化、追加していくことを推奨しています。




動作練習(歩行や立ち上がりなど)以外の自主リハビリは、同じ内容を続けていると必ず動きに慣れが出てきます。



動き自体に慣れが出てくると、神経系への負荷が減ってしまうので運動の角度や負荷量を調整しながら常に運動、運動機能をアップデートしていくことが大切です。




期間が空いてしまう事はデメリットにもなりますが、しっかりと自主リハビリや情報共有することで次回のリハビリに繋げていくことは可能です。



期間が空いてしまう事も事前に相談しながら進めることで、より具体的な自主リハビリの提案やサポートができます。



〇さいごに


今回は集中リハビリについてメリット、デメリットを紹介させていただきました。



デメリットになりがちな期間も自主リハビリやお電話などで、常にサポートさせていただきながら次回のリハビリへ繋げていくことができます。



宿泊でのリハビリのご利用を検討されている場合もお気軽にご相談ください。


佐藤