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豆知識

【脳卒中後遺症のしびれ】原因とリハビリ 自主リハビリ

脳卒中を発症された3割程度の方が感じているしびれ。


感覚は主観的な要素になるので、リハビリ自体の内容も不明確になりやすいです。


その中でもこういうリハビリで軽減できたなどの経験も踏まえて紹介していきます。


まず大前提にしびれを感じている=何かしらの感覚障害があります。


感覚障害があると運動にも少なからず影響しているので、症状がしびれだけという事はほとんどありません。


運動や感覚などを踏まえて、特に中枢性のしびれについてお話していきたいと思います。


〇脳卒中後遺症でのしびれの正体は?


しびれの原因は大きく2つ考えられます。


しびれの原因

                  1.末梢性

                  2.中枢性



1.末梢性は脳の影響ではなく、脳卒中を発症され姿勢や筋緊張の変化に伴い神経の圧迫などで生じることがあります。

正座した後に足がしびれることと同じ原理ですね。

これは骨の位置などを調整することで、神経の圧迫を減らししびれ自体も軽減させることができます。


2.中枢性は脳からの影響でしびれを感じているものになります。

今回は中枢性のしびれを中心に進めていきます。


冒頭でもお話しましたが、しびれを感じている場合何かしらの感覚障害があります。


感覚を細かく分けると感覚→知覚→認知の3段階になります。(感覚を詳しく知りたい方は、こちらの記事へ


この感覚~認知までの過程で、感覚情報が統合されづらい場合にしびれとして感じる場合があります。


〇感覚に影響を与える要因


1.筋緊張によるしびれ

筋緊張は筋肉の硬さですが、筋緊張が高い状態が続くとしびれを引き起こす原因になります。


筋緊張が必要以上に高い、あるいは筋緊張を下げられないとその部位からの感覚情報は取り込まれづらくなります。


結果的に正常な感覚が入力されづらくなりしびれを引き起こしていると考えられます。


経験上はこれが原因として一番多く感じます。


リハビリとしては、筋緊張をコントロールするような内容でしびれが軽減していきます。



2.運動障害によるしびれ

次は運動障害によるしびれです。


しびれを感じている部位、あるいは周辺の動きには細かく評価していくと運動障害が伴っていることがあります。


例えば足の裏にしびれがあり歩行はできるが評価すると、指や足首の動きに麻痺あるいは硬さが生じていることはよくあります。


動きに左右差がないという主観に対して、実際は異なる動きをしている


運動のイメージと実際の動きが異なることで、感覚情報や運動のズレが生じしびれを感じてしまっているということもあります。


この場合のリハビリは麻痺や硬さの軽減、運動イメージと実際の動きのズレを認識~修正することでしびれが軽減しやすいです。


3.感覚の誤認によるしびれ

あらゆる動作には必ず感覚があり、その感覚を間違った情報として常に感じてしまうことでしびれが生じている場合もあります。


例えば床の材質


ざらざら、つるつる、ごわごわなど色々ありますがこれを正しく感じているか。


目を開けて歩いているので記憶やしびれが無い方の足の感覚などで正確に感じているかの判断は難しいです。


その場合は、目を閉じて足の裏だけで感触の違いが分かるという評価が必要になります。


リハビリでは感覚の強弱や物の質などを正確に感じやすくするために、姿勢や筋緊張の調整などを繰り返していきます。


〇しびれに対する自主リハビリ


ご自宅でもできる練習をご紹介します!


1.筋緊張のコントロール

 しびれている箇所に大体3秒ほど力を入れる~力を抜くを繰り返します。


 この練習で筋緊張が高まる~下がることを繰り返すことで筋緊張のコントロールを促します。


 ポイントは筋緊張が下がる瞬間、下がっている状態をよく感じてください。


2.左右均等な動きをする

 しびれには運動障害が伴う場合があると紹介しましたが、これを左右均等な動きで見ながら正確に行います。


 見ながら行うことで運動イメージと実際の動きのズレも軽減できるのでぜひ試してみてください。


 この時の動きは負荷をかけずに関節を動かす程度がお勧めです。


3.しびれている箇所をさする

 さする際には重要なポイントがあります。


 しびれている部位だけをさするのではなく、腕全体、足全体を一方向にさすってください。


 指先がしびれている場合は、肩から始めて肘、指先の順番でなぞるようにさすります。


 何気なくしびれている部位を上下にさすりたくなるのですが、しびれが無い部位からしびれが有る部位へ体がどの様に繋がっているかという感覚が重要です。


〇さいごに


今回はしびれに対するリハビリや自主リハビリを経験を踏まえて紹介させていただきました!


入院中はご自宅に帰れる、動きを改善させることが重要でしびれなどの症状を中心にリハビリすることが出来ない場合もあります。


しかし、しびれは24時間、一度気になると余計にしびれて感じてしまうなど生活や精神的にも負担になります。


退院後でもリハビリを継続することでしびれが軽減されることもありますので、よくなるか知りたいという方はご相談だけでもお待ちしております。


最後までお読みいただきありがとうございました。

佐藤