トータルリハビリテーション
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豆知識
脳卒中や整形疾患、神経疾患等でリハビリが必要になった際に、リハビリ=筋トレのようなイメージはありませんか?
もちろん筋トレが必要な場合もありますが、それは体全体のバランスを調整した後に行うことでより効果的になります。
調整しない段階では、鍛えたい筋肉とは別の筋肉への刺激になってしまうことがあります。
人が効率よく動く際には、筋力よりも全体のバランスが重要です。
実は筋肉があるのに上手く使えていない、活動していない場合もあります。
そこで筋出力と筋力の違いを理解することで、どんなリハビリ、自主リハビリをすればいいのか分かるようになります。
・筋出力とは
1つの筋肉にどの程度の神経活動を伴って動かせているか。
この神経活動は、神経が筋肉につながっている量が多ければ多いほど筋出力が向上していくことになります。
反対に神経活動が減っている、筋が硬くなっている、動かし方が間違っているなどで筋出力は低下してしまいます。
現状の筋肉量で最大の力を発揮するためには、この筋出力を向上させていくことが必要です。
実際に筋出力を向上させるには、筋肉の位置や長さを適切な状態に調整したり、姿勢やバランスの向上が必要になります。
当施設では主に運動、姿勢、筋緊張の3つから評価し様々な姿勢や動きに適した力が発揮できるように調整していきます。
・筋力とは
神経と筋肉のつながりを強めていくことです。
繰り返し反復動作をすることで、結果的に筋は肥大していきますが、2か月~3か月程度時間を要します。
この反復する際に、筋力を高めたい筋肉を刺激できるかがポイントになります。
動かし方や、動かす向き、働いている筋肉のバランスなども考慮しなければ刺激が他の筋肉へとなってしまうこともあります。
使えていない、使いづらい筋肉は筋トレで活動は向上しづらく、あくまで普段使っている、使えている筋肉への刺激がメインになります。
(※身体を動かした後に力が出しやすくなるのは、筋出力が一時的に高まっている状態です。)
さいごに
筋出力と筋力に違いはあれど、どちらも大切です。
当施設のリハビリでは筋出力を優先的に高めていけるような施術を行います。
筋肉や骨、靭帯、皮膚の状態をみて位置や形を調整して、現状ある筋肉を効率よく、バランスよく活動させていきます。
今行っているリハビリや自主リハビリが筋出力もしくは筋力どちらに対して行っているのか確認しながら行ってください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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