トータルリハビリテーション
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豆知識
リハビリでは体幹や体幹機能などへアプローチする場面が多いです。
当施設のリハビリでは、姿勢を安定させる要素を取り入れながら手足が上手く動かせる、痛みを軽減するなどの症状を見ていますがなぜ体幹が重要なのか?
姿勢は運動の基礎であり、運動は「姿勢の連続」といわれるほど重要な要素になっています。
この記事では、体幹を中心に姿勢などを紹介していきます。
〇姿勢の連続が運動とは
特に体幹で重要な部分はお腹周りの、インナーマッスル、コアマッスルといわれる筋肉です。
スポーツ選手もバランスの向上や接触のある競技などで当たり負けしないようにトレーニングしています。
姿勢の連続が運動というのは、例えば立ち上がる運動を考えてみます。
座っている姿勢から立った姿勢まで、4つの「姿勢」に分けることができます。
細かく見ていくともっと増えますが、このように運動はフェーズ毎に分けることで、どの姿勢が苦手なのかという見方もできます。
〇体幹機能とは
体幹機能とは先ほどの姿勢の繋がり1つ1つを安定させるための機能、役割になります。
体幹にはお腹にボックスがあります。
・横隔膜
・腹横筋
・多裂筋
・骨盤底筋
4つで構成されており、上下、前後、左右に筋肉があるので箱のような形をしています。
左の図がそれぞれの筋肉がしっかりと活動している状態で、右の図が箱の形が斜めになっていて、筋肉の活動が低下している状態です。
4つの筋肉が強調的に活動することで、腹圧がしっかりとかかり、安定しますが1つでも機能が低下すると、箱の形が変わりお腹の中心に圧をかけることが難しくなってしまいます。
結果的に、体幹が不安定、体が傾いてしますなどの現象として見られます。
4つの筋肉の活動を高めるには、筋肉の位置や活動のタイミングなどが重要です。
スポーツ選手の様な激しい動きではない限り、体幹機能、インナーマッスルは手足の動きを補償するような活動が必要です。
その上でシックスパックで見えるような腹直筋や、体の回旋などに関わる腹斜筋などが活動することでよりパワーが発揮できるような構造になっています。
手足の動き、肩や腰の痛み、歩きづらさなど動作には必ず必要な要素になるので体幹のトレーニングをしながら手足の動かし方を練習していくことが大切です。
〇さいごに
体幹をはじめ関節や体を安定させる筋肉は、深部筋として体の深い部分にあり、それらを効率よく活動させることで全身が安定しながら動けます。
体の表面にある筋肉は安定<パワーになるので、双方のバランスを見極めてリハビリしていくことが重要です。
姿勢が安定しない、体幹が弱いと言われたなど体幹へのアプローチを体幹してみたい方はお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き投稿していきますのでよろしくお願いいたします。
佐藤