トータルリハビリテーション
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豆知識
みなさんは、幸せホルモンという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
最近では、ネットやテレビなどでも紹介されることもあり幸せホルモン=セロトニンという物質を指しています。
鍼灸と聞くと腰痛や頭痛に対してなどの局所の症状に効くイメージが一般的かと思いますが筋肉の血流を増やし柔軟にするのはもちろん、鍼灸刺激により背側縫線核が興奮し側坐核のセロトニン放出を促進するなど脳内ホルモンの活性化にも良い影響があります。
幸せホルモン/セロトニンとは?
セロトニンとは脳内で働く物質のひとつで精神の安定や幸福感と関わっているため幸せホルモンと呼ばれています。
何かの刺激や物事でカーッと怒ってしまって興奮してしまう場面、状態のブレーキ役にもなります。
それゆえ理性のホルモンとも呼ばれ、脳内で働く物質ですが体内のセロトニンの90%は腸に存在しています。
そして精神面だけでなく、睡眠や食欲、痛みの軽減、姿勢の維持、腸の働きの調整など身体のさまざまな機能にも関わっています。
セロトニンが不足してしまうと?
セロトニンが不足すると下記の様な症状が生じやすくなる可能性があります。
〇やる気が出ない
〇怒りやすい
〇落ち込みやすい
〇不安感が強くなる
〇何かに依存しやすい
〇食欲のコントロールが難しくなる
実際にうつ病などを患っている方の血中セロトニン量は、少ないなどの研究結果も出ていたりします。
では反対にセロトニンを増やすことで、期待できる効果は下記の様な項目です。
〇身体の治癒力を高めることができる
〇自律神経を整えることができる
〇血流を促進する
〇新陳代謝を促す
〇免疫力が高まる
〇内臓の働きを促進、改善
筋肉のコリや硬さが減っていくこととは異なり、感覚としては分かりづらい部分では有りますが身体にとって様々な良い作用、効果が期待できます。
こんな方におすすめ
治療中にスタッフから力を抜いてくださいと言われることや、ずーっと眉間にしわが出来ている方など、無意識に力が入ってしまっている方は多いです。
こういった方からは、脱力の仕方を忘れているなどの声も多く聞きます。
そういった方は身体の治療よりも、まずは神経の高ぶりを抑える鍼治療をお勧めします。
鍼灸治療にご興味がある方は、ぜひ一度お試し、ご連絡ください。
細川