トータルリハビリテーション
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豆知識
題名の通り、リハビリの内容は詳しく聞いていますか?
聞きたいけどたくさん聞くのは申し訳ない。ちょっと聞きづらい。理解できるか分からない。
リハビリを受けている、受けたい方でこんな悩みがある方もいらっしゃると思います。
結論から話すと、聞けるときにたくさん聞いてください。
ではなぜ質問して聞いた方が良いのか。
1.体への意識が変わる
2.療法士と常に同じ目標でリハビリを継続できる
3.療法士の考えや力量が分かる
1.体への意識が変わる
なぜ足を動かすのか、体幹を鍛えるのか、なぜ痛いのかなどには必ず理由があります。
例えば見た目では足を動かしているだけでも、理由はいくつもあります。
感覚への刺激、重さのコントロール、安定を高めている、筋肉を活性化している・・・・etc
これら全てを理解するのは難しくても、リハビリを受ける方、もしくはご家族が理由を知っていることはとても重要になります。原因や内容を知ることで、ご自身の体を理解し無意識に動きや姿勢を自己修正できるようになります。
つまり自分で気づいて、治せるようになるということです。これが増えれば増えるほど、リハビリは減っていきご自宅でのトレーニングが主体になっていきます。
2.療法士と常に同じ目標でリハビリを継続できる
リハビリで行っている内容を知ることで、最終的な目標に対して「なぜそのリハビリ」をしているのかを明確にできます。
目標までの過程で聞いたことや理解した内容は、先ほどの自己修正につながります。
またリハビリのゴールは、リハビリした直後に改善することではなく、ご自宅や生活での動きが数か月、数年先まで自己管理できることです。
この自己管理には、自分の体のことを知っておかないとできないので、質問や自主リハビリなどを聞くことをおすすめします。
3.療法士の考えが分かる
療法士にもたくさんの考えや技術があります。リハビリにおいて何を重要にしているのか、深く聞けばどんな思いでリハビリしているかが分かります。
何を重要視しているのかは、病院規模や療法士個人などで差が大きく、手技や、経験などから様々になります。
リハビリは人対人なので、お互いを理解することでより効果を高めてくれます。
これは精神論ではなく、リハビリという時間をどれだけ濃い時間にできるかということです。
リハビリの内容や生活での変化などいつでも話せる、疑問や不安なことは質問できる関係性がより効果を高めてくれます。
〇さいごに
今回は、リハビリの内容を聞いていますか?という内容からその理由を書きました。
なぜこのような内容を書いたか。
リハビリをその場限りと思ってほしくないからです。
リハビリの効果は、その時だけ、その日だけよくなればいい訳ではありません。
当施設では、その場だけの改善ではなく、数年後も動ける、動きやすい、痛みが繰り返さないという事を常に意識してリハビリしています。
だからこそ脳と体を繋げていき、意識的、無意識的に体を動かせることを目指すため、リハビリ内容の説明をとことんします。
また当施設は自費リハビリ施設になりますので退院後にご利用される方が多いのも1つの理由になります。
ご自宅などに帰られて、入院中にはわからなかった事やチャレンジしたいことが増えていきます。
そして目標や希望も細かい、具体的な内容になります。その目標を達成するために説明が必要だと感じています。
この説明が結果的に、体の変化に気付けることが増えるキッカケにもなります。
体の変化に気付けると、「あれもできそう!」「今ならチャレンジできるかな?」など様々な考えや動きに発展していきます。
チャレンジは、どんどんして欲しいです。リハビリはそれをサポートするものであって、制限するものではありません。
どんな質問にもお答えできるよう、スタッフも日々勉強です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き投稿していきますので、よろしくお願いいたします。
佐藤