トータルリハビリテーション
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豆知識
今回は朝(寝起き)の手足に感じるこわばり、突っ張りなどの原因と自主リハビリをお話していきます!
硬いから伸ばすだけではなく、なぜ硬くなるのかの原因と硬さを和らげていくことを考えなければいけません。
1.朝のこわばりの原因とは
2.硬さを和らげる自主リハビリ
1.朝のこわばりの原因とは
こわばりの原因の多くが、筋緊張コントロールと重力により筋肉が強制的にストレッチされることが影響しています。
筋緊張は筋肉の張り、硬さを指しますが、仰向けや横向きなどの寝ている姿勢に合わせて、座位、立位より筋緊張を低くコントロールする必要があります。
コントロールは姿勢や運動などの目的に合わせて、脳が筋肉の緊張を調整していますが、この調整機能が難しい場合に、朝のこわばり=筋の緊張が無意識的に高まってしまいます。
重力によるストレッチは寝ている間に、手足の重さで筋肉が無理やり伸ばされている状態です。
無理やり伸ばされた筋肉は、それ以上伸びないように硬くなってしまうのでこれも朝のこわばりの原因になります。
2.硬さを和らげる自主リハビリ
朝のこわばり、硬さを軽減するための方法を2つ紹介します。
1つ目は寝返りです。
起きたらそのまま楽に動ける範囲(無理やりは行わない)で、左右に寝返りをします。
寝返りは全身運動で、全身の筋緊張を調整してくれる要素もあります。
2つ目がこわばりを感じている箇所を意識して動かすことです。
動かすと逆効果にも思えますが、寝ている際に生じるこわばりは無意識的なもので、意識して動かすことで筋緊張がコントロールされ軽減することがあります。
どうしてもストレッチをしたくなるのですが、こわばりを無理やり伸ばすことで、さらに硬さが増してしまう危険性もあります。
動かす際も力まずに動かせる範囲で、関節を動かしてください。
おわりに
脳卒中後遺症で朝のこわばりを感じる方は多くいらっしゃいます。
このこわばりや硬さのコントロールは動かせる様になるためには、必ず必要な要素になるのでお試しください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
トリアのTwitterでも、自主リハビリや症状の原因など投稿していますので参考にしてみてください!
引き続き投稿していきますのでよろしくお願いします!
佐藤